設計品質の改善と問題の未然・再発防止策
~設計品質改善のための仕組構築、FMEA・FTA活用による未然防止と再発防止、課題解決と実践ノウハウ~日時 2016年10月6日(木) 10:30~17:30
会場 東京都新宿区西新宿 日本テクノセンター研修室
主催 日本テクノセンター
本セミナーは好評のうちに終了しました。
<受講者様の声(抜粋)>
・実務的な観点からよく練られた内容だった。
・講師のエンジニア時代の経験の話が参考になった。
・自社の現在地と次にやるべきことが明確にイメージできた。
日本テクノセンター様主催のセミナーに登壇します。
<概要>
「FMEAの効果が上がらない」といった声をよく聞きます。そのような企業ではFMEAなどの手法自体が目的化しているように思われます。設計品質を改善するためには、手法よりも設計の仕組みを改善することの方が重要です。ここでいう設計の仕組みとは、未然防止と再発防止を中心とした、組織行動のあり方を示しています。特に中小企業や小規模設計部隊においては、少人数であるがゆえに仕組みがなくても大丈夫だと考えたり、大企業が使用している手法をそのまま導入し、行き詰ったりしていることが多いのではないでしょうか。本セミナーでは、設計品質を改善するための仕組みを構築する方法について、基本的な考え方から解説していきます。
<本セミナーによって得られる知識>
・設計の仕組みを構築する上での考え方
・未然防止と再発防止の考え方
・未然防止手法と再発防止ツールの活用方法
セミナープログラム
❶ものづくりにおける設計の重要性
(1)設計とは
(2)品質、コストの大部分が設計段階で決まる
(3)何を創るかで勝負が決まる時代
⇒創造的な仕事の時間をいかに多く確保するか
❷設計品質改善のための仕組み
(1)未然防止と再発防止
(2)仕組みを回すために必要なこと
⇒人材、設計効率、設計資産
❸仕組みの中の未然防止
(1)未然防止の基本的な考え方
(2)設計レビュー
(3)フロントローディングの目的と効果
(4)未然防止手法の実践的活用方法
⇒FMEA、FTA 他
❹仕組みの中の再発防止
(1)再発防止の基本的な考え方
(2)設計の失敗をどう活かすか
(3)再発防止ツールの実践的活用方法
⇒設計ルール、チェックリスト 他
❺よりよい仕組みを構築するための課題解決と実践ノウハウ
(1)無題のないシンプルな仕組みの追究
(2)設計効率の向上のための取り組み
(3)設計資産の蓄積と活用