設計トラブルの未然防止・再発防止の
仕組みづくりと設計品質向上技術
日時 2018年4月23日(木) 10:30~17:30
会場 日本テクノセンター研修室(新宿)
主催 日本テクノセンター
本セミナーは多くの皆様に受講頂き、好評のうちに終了しました。
<受講者様の声(抜粋)>
・もやもやしていた点が整理できた。
・様々な事例の紹介があり分かりやすかった。
・チェックリストやルール等の作成の仕方が体系的に説明されている。
・今後の業務に活かせそう。
日本テクノセンター様主催のセミナーに登壇します。
申し込み(日本テクノセンター様ホームページ)
<概要>
各種専門書において、設計品質を向上させるための設計手法が数多く紹介されています。しかし、実務で使おうとすると、様々な問題が発生し、うまく効果が上げられないということが多いものです。設計手法は設計プロセスの一部に過ぎず、それだけで設計品質を向上させることは難しいからです。設計品質を向上させるためには、そのベースとなる考え方を理解する必要があります。その考え方の基本となるのが未然防止と再発防止への取り組みです。 本セミナーでは、実際に設計トラブル防止のための仕組みづくりに奔走してきた講師が、設計プロセス全体を見据えた上で、未然防止と再発防止の仕組みづくりの進め方について分かりやすく解説します。
本セミナーでは、実際に設計品質向上のための仕組みづくりに奔走してきた講師が、再発防止と未然防止の考え方について分かりやすく解説します。
セミナープログラム
❶設計品質を向上させるための考え方
1-1 設計に起因するトラブル事例
1-2 未然防止と再発防止
1-2-1 未然防止と再発防止は車の両輪
1-2-2 「時間がないからできない」と言わない
1-2-3 品質問題はもう隠せない
1-3 品質を確保するための4つのポイント
1-4-1 企業文化
1-4-1 人材(設計者/チェッカー/レビュア/承認者/仕組み構築者)
1-4-2 設計資産(ナレッジ)
1-4-3 設計プロセス
1-4 設計の仕組みはMECE(ミーシー)で構築する
❷再発防止
2-1 再発防止の考え方
2-2 失敗(設計トラブル)のとらえ方
2-3 直接原因の究明と対策
2-4 根本原因の究明と対策
2-5 設計ルール作成のポイント
2-6 チェックリスト作成のポイント
2-7 設計者のエラーをいかに防ぐか
❸未然防止
3-1 未然防止の考え方
3-2 問題発見能力が未然防止のベース
3-3 設計レビューの進め方
3-4 リスクアセスメント
3-4-1 リスクの考え方
3-4-2 優先順位と妥当性の判断
3-5 未然防止の仕組みを設計プロセスに組み込む
❹ 活動の効果をさらに高める取り組み
4-1 リスクを低減させるためのポイント
4-1-1 ストレス・ストレングスモデル
4-1-2 製品の使われ方の明確化
4-1-3 フェールセーフ
4-1-4 フールプルーフ
4-1-5 3ステップメソッド(本質的安全設計の優先)
4-1-6 ハインリッヒの法則(ヒヤリハット)
4-2 設計効率向上のための取り組み
4-3 AI時代の設計トラブル防止対策(設計資産が設計力を左右する)