プラスチック製品の強度設計
日時 2019年6月19日(水) 10:30~16:30
会場 東京都内中心部
主催 株式会社テックデザイン
本セミナーは好評のうちに終了いたしました。
テックデザイン様主催のセミナーに登壇します。
申し込み(テックデザイン)
<概要>
プラスチックの強度設計は、KDD(勘と経験と度胸)によって進められている場合が少なくありません。本講では、材料力学の基礎、プラスチックの材料特性や成形・加工の影響に関する知見、設計上の実務ノウハウなどを分かりやすく解説します。
セミナープログラム
①プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の知識
1.1 プラスチック製品の強度設計
1-1-1 ストレス・ストレングスモデル
1-1-2 プラスチック材料の物性表
1.2 物性表と一緒に学ぶ材料力学の基礎
1-2-1 荷重/応力/ひずみ
1-2-2 フックの法則とヤング率
1-2-3 応力-ひずみ曲線(S-S曲線
②はりの強度設計と活用方法
2.1 はりに発生する応力とたわみ
2-1-1 はりの種類
2-1-2 曲げモーメントとせん断力
2.2 はりの強度計算
2-2-1 はりの強度計算式
2-2-2 断面二次モーメント/断面係数
2.3 応力集中
2.4 引張特性と曲げ特性
③プラスチック材料の特性とトラブル対策
3.1 プラスチック材料の特徴
3-1-1 材料特性の決定プロセス
3-1-2 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
3.2 温度特性
3.3 粘弾性特性
3-3-1 力学モデル
3-3-2 クリープ
3-3-3 応力緩和
3.4 疲労
3.5 劣化
3-5-1 様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
3-5-2 アレニウスの式を使った寿命の推定
3-5-3 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
3-5-4 RTI(相対温度指数)
3.6 成形・加工の影響
3-6-1 ウェルドライン/ボイド/残留応力 他
3-6-2 再生材
④実務における強度設計の進め方と事例
4.1 要求事項の整理と安全率
4-1-1 製品ライフサイクルから抽出する要求事項
4-1-2 製品の使われ方の想定
4-1-3 ストレス・ストレングスモデルで考える安全率
4.2 トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
4-2-1 図面・仕様書の位置づけ
4-2-2 「機能」「性能」「詳細仕様」を考慮した図面・仕様書の書き方
4.3 事例で学ぶプラスチック製品の強度設計