製品設計の仕組みの概要を以下で示します。
製品設計は大きく4つのパートに分かれています。
①インプット
製品を設計するために必要な情報のこと。市場情報、法規制、類似製品の不具合・設計情報など。
②アウトプット
後工程へ流す情報(図面、仕様書など)、設計資産として蓄積する情報(FMEA、試験結果報告書など)
③設計資産
市場の不具合情報や過去の製品設計プロセスからアウトプットとして得た情報など設計力・競争力の源泉となる知的資産
④製品設計プロセス
インプット情報からアウトプット情報を出す際に決めた製品設計プロセスの手順やルール、設計ツールなど
これら4つの機能を漏れなく、ダブりなく、また必要最低限の情報・ルールで文書化していくことが大切です。